大学入試を例に出せば、滑り止めを含め5つ6つの大学を受験してひとつ決まる、あるいは翌年に受け直して決まるわけですが、そういったシロモノではありません。

たとえば実社会に出ると、100社訪問し、話を聞いてくれて商品を購入してもらえるのは3社程度といわれている。 ビジネスの現場ではこれぐらいの確率が当たり前なのです。
それを考えれば、10社や20社いい結果が出なかつたからといって、落ち込んでいる暇はないとわかるでしょう。 ただし、どんな活動をしたのか日報をまとめることで振り返り、その分析を次の活動に反映させることが絶対条件です。
また、一社訪問して、その企業が買うか買わないかを待って次の企業に訪問するというやり方が、非効率であることはすぐわかるでしょう。 営業活動を日々振り返り、試行錯誤しながらどんどん新しい企業にアタックする。
その結果、同じ日にA社から商品の購入連絡とB社から断りの連絡をもらうなんてことは日常茶飯事となるのです。 平均打率3割でビジネスは成り立つ、といわれる所以です。
これは就職活動に置き換えられます。 アクティブに行動していると、不合格通知と合格通知が同じ日に届くこともありますし、4社から不合格通知が同時に届くことだってあります。
私の知り合いで、不合格が続き「もうダメです」と相談をしてきた夜に、3社から内定の連絡を受けた人がいました。 だから大丈夫。
まだまだできることはある。 あきらめないことが絶対に大切です。

今までの活動を振り返って、これからに活かしましょう。 息抜きに友達とおしゃべりをする。
私たちみたいな大人に相談してみる。 落ち込んだら、いろんな方法でもう一度自分を見直し、自信を取り戻すための行動を取ってほしい。
4年生の1月になって「横井さん……就職先が決まらないです」と不安な声で相談に来る学生がじつは多くいます。 そんなとき、どんなアピールをしているのと質問すると、その内容は特別悪くもなく、むしろいいアピールだなと感じることが多々あるのです。
「今の話を聞いて思ったけど、○○なところはとてもいいよ。 それって、社会で△□に活かすことができるアピールだからね」と言います。
すると「え、こんなんでいいんですか?」とびっくり。 なぜ驚いたのか聞けば「これで一社落ちましたので、ダメなアピールだと思っていました。
でもこれしかないと思って。 それで不安で……」と言います。
「大丈夫だから。」

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